令和7年9月のこみリハ教室


失語症サロンいーたいむの言語聴覚士 金浜 悦子です。
このレポートでは、札幌で毎月開催している失語症の方のリハビリ教室
「こみリハ」の様子をご紹介しています。
この教室は、ご家族も一緒に参加することができます。

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北海道もようやく過ごしやすい季節がやってきました。20日土曜日の午後、いつものようにスーパーアークス菊水店2Fのコミュニティルームで失語症の方の為のこみリハ教室を開催致しました。

この日は午後から大雨になる予報でしたが、雨が降る前に開催できホッと致しました。失語症の方6名とご家族の方4名にご参加頂きました。

先月は開催日が丁度お盆と重なり、お墓参りなどで欠席されていた方もおりましたので今月は2ヶ月ぶりにお会いできた方もいらっしゃいました。


前半は恒例の近況報告です。
やはりお墓参りに行って来られた方のご報告が多かったです。旭川や余市でのお墓参りを済まされて、地元ならではのうに丼やとり料理のフルコースを召し上がってこられたとのことでした。

Kさんに「腰は痛みますか?」と尋ねると「大丈夫!」と元気にお答え頂き安心しましたが、奥さんからの情報では2カ所あるお墓参りの1カ所目が終わると「もう終わり」と言われて説得が大変だったようです。やはり長距離旅行は体力的にも大変になってきているのかも知れませんね。北海道は広いのでお墓参りも体力勝負です。

久しぶりに帰省した娘さんと一緒に積丹までドライブされた方もいらっしゃいました。会場では奥さんたちが今年のうに丼の価格値上がりについて盛り上がっておりました。

Aさんは、失語症になられてから祖先のルーツに関心が高まり最近市内の神社や史料館めぐりを始めているとのことです。言葉は出ずともスマホのマップを使って説明を試みられボードに自ら表現することに挑戦してくださいました。

札幌は全国的にみれば歴史が浅いと言われ神社仏閣も少ない土地だと思っていましたが、開拓当時の先人の思いが垣間見れて私もついバスガイド時代の案内文を思い出してしまいます。懐かしい…。


車を走らせてドライブや温泉グルメを楽しんだTさんのお話には必ず写真があります。
キノコ型の器に入ったグラタンがおいしそう!画像が無くてごめんなさい!!

そのキノコ採りが始まっているというお話も、キノコ採りが趣味のYさんは毎年キノコの名前が出てこずモヤモヤするせいか、今年はメモを持参してくださいました。色々あるのですね…。


今月もたくさんの情報を有難うございました。

後半のレクは、「記憶力ゲーム」です。
ボードに提示した複数枚の果物カードを短時間で見て覚え、手元の絵カードを助けに思い出して名前を言って頂きます。練習では6枚で初めて、本番は7枚です。10秒で覚えて頂きましたがちょっと時間は短かったかな。カードも多かったかな。また忘れた頃にやってみましょうね。



失語症の方とご家族も一緒に参加できる「こみリハ教室」は、毎月第3土曜日午後2:30~4:30までスーパーアークス菊水店2Fコミュニティルームで開催しています。

詳しくはホームページのお問い合わせフォームをご利用ください。

令和7年8月のこみリハ教室


失語症サロンいーたいむの言語聴覚士 金浜 悦子です。
このレポートでは、札幌で毎月開催している失語症の方のリハビリ教室
「こみリハ」の様子をご紹介しています。
この教室は、ご家族も一緒に参加することができます。

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今年の北海道、お盆の頃はもう涼しいはずですが、暑い暑い第3土曜日のこみリハ教室です。
お墓参りなどお休みの方もいらっしゃいましたが、今月も失語症の方とご家族計6名の方にご参加頂きました。


前半の近況報告では、Tさんが最近すっかり趣味となった美術館巡りで旭川に行かれた時に、旭川の駅からタクシーを利用したのですが、運転手さんが博物館と間違って逆方向に走って驚いたとのこと。

Yさんは、最近お気にいりのお店を見つけてそこで購入したシャツの質が大変気に入っていて何度も行かれていること、

Mさんは息子さんの車で遠路に住まわれている妹さんの所までドライブされたこと、

Aさんは道立近代美術館に行かれたことを、各々しっかりお伝え下さいました。


Aさんは最近こみリハにご参加頂けるようになったので、恒例の「あなたのことが知りたくて」ゲームで質問に「はい・いいえ」や数字で答えて頂きました。
Qお酒は好きですか? 「はい」
Qどのお酒がすきですか? 1.ビール 2.日本酒 3.ワイン 4.焼酎


会場の皆さんにも予想して頂きましたが、
→ 正解は、3番のワインでした。
質問には「はい・いいえ」の他に、候補を上げて数字や文字を指さすなどの方法で、相手の意思を確認できることがあります。遠回りのようですが、まさしく『急がば回れ』なのです。

後半の失語症レクは“夏物ビンゴ”を行いました。夏をイメージする30種類の絵カードの中から25個選び、ビンゴのマスを各々自由に選んだカードで埋めて行きます。

ジャンケンで順番を決めてビンゴのルールでカードの名前を読んだり言って頂き、カードがあったらひっくり返していき1列5マス埋まるとビンゴ!と叫んで頂きます。言われたカードを探すのも読み上げるのもひと苦労ですが、「リーチ!」「ビンゴ!」と声が飛び大いに盛り上がりました。



ご家族も一緒に参加できる失語症のこみリハ教室は、毎月第3土曜日午後2:30からスーパーアークス菊水店2Fコミュニティルームで開催しています。詳しくは、いーたいむにお問い合わせください。

令和7年7月のこみリハ教室


失語症サロンいーたいむの言語聴覚士 金浜 悦子です。
このレポートでは、札幌で毎月開催している失語症の方のリハビリ教室
「こみリハ」の様子をご紹介しています。
この教室は、ご家族も一緒に参加することができます。

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今年は厳しい暑さが襲ってきている北海道です。そんな暑さにも負けずにこみリハ教室には今月も皆さん元気にご参加くださいました。今回初参加のご夫妻もいらして失語症の方とご家族は総勢12名でした。

進行役の金浜から、先ずは先日の札幌中央区の在宅ケア連絡会で失語症を取り上げて頂くことができた報告です。「地域で暮らす失語症者の悩み~在宅医療にできることとは~」と題して、在宅医療従事者の方々に失語症について理解を求めました。

発表にあたり失語症の方とご家族にご協力頂いたことをあらためて感謝致しました。
続いては恒例、皆さんからの近況報告です。


この暑さの中、早朝から15,000歩歩いているという方に驚き、地元の神社の祭事や美術館を忙しく巡っている方、また山形の友人より自作のさくらんぼが届いてびっくりしたという方、妻の体調を案ずる失語症の方、初めて参加の方は、緊張しつつも自己紹介をしっかりできていらっしゃいました。


後半のレクは、「かるたビンゴ」です。毎年お正月に実施しておりますが、夏場にもいかがでしょうということで皆さんで「リーチ」「ビンゴ」の発声練習をしてからいざ試合開始です。

かるたビンゴは自分の手元の札をひっくりかえしていき、縦横斜め1列が返せたらビンゴになります。早く見つけられなくても大丈夫、自分の持ち札をゆっくり眺めて探せるのです。大いに盛り上がり、2回戦行いました。


失語症の方とご家族も参加できる「こみリハ教室」は、毎月第3土曜日午後2:30~4:30まで、スーパーアークス菊水店2Fコミュニティルームで開催しています。詳しくはいーたいむにお問い合わせください。