令和7年12月のこみリハ教室
- 2025年12月27日
- お知らせ
失語症サロンいーたいむの、言語聴覚士 金浜 悦子です。
このレポートでは、札幌で毎月開催している失語症の方のリハビリ教室
「こみリハ」の様子をご紹介しています。
この教室は、ご家族も一緒に参加することができます。
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本来であれば、こみリハ教室は毎月第3土曜日の午後ですが、今月は会場の都合で第2土曜日の、12月13日 午前10:00からの開催となりました。午前にもかかわらず、教室にはいつものようにご参加の皆さんがお集まり下さいました。
遂に恐ろしい氷の道が始まったことが話題になり、靴底にグラスファイバー入りの滑り止めが登場していることに触れると、Tさんが絵を描いてくれました。いまやゴムのギザギザじゃないのですよね。これで滑りにくいとは、びっくりです。本当に転倒が恐ろしい季節です。
近況報告では、2か月ぶりにご参加くださった、Aさんからスタート。間が空いたので、たくさんお話いただきました。建築物に関心が高いAさんは、この秋には市内をあちこち歩かれたようでした。帝国ホテルの設計で有名な、アントニン・レーモンドさんが設計した聖ミカエル教会を訪ねたり、北大植物園や、園内の博物館に行ってきたとのことでした。札幌市内にも、素敵な建築物がたくさんあるのですね。
Tさんは、失語症の有志で開催したパン作り教室に参加されたとのこと。
Nさんは、ただいま年賀状作成に取り組んでいる最中とのことです。今年もNさんならではのすてきな年賀状ができあがりそうです。現役時代は500枚も書かれていたとのことですが、年を追うごとに減ってきて…といっても今年は150枚だそうです。
山菜取りが大好きなYさんは、冬場の足作りに、自宅から札幌駅や地下歩行空間を歩いているそうです。JRだと2駅ほどある距離ですから、なかなかの鍛えようです。
Kさんもお変わりなく日々お過ごしのようですが、天気をみて歩くようにしているとのこと。また、最近は夕食の用意を担当されるようになったとか。筆者も、家事は最強のリハビリだと思っています。
後半のレクは、忘年会でも皆さんに挑戦いただいた、三択クイズを行いました。三択ですので、皆さんには指で番号を示してもらいます。クイズの問題は、口頭のみではなくボードに書いて文字にします。音声だけでは理解に自信がなくても、文字が助けになることがあります。都合の良い方を、うまく使ってみてくださいね。
クイズの問題は、「世界初のインスタントラーメンが販売されたときの値段はいくらだったか?」とか「東京タワーが建つ前には、そこには何があったでしょう?」など、懐かしい昭和にちなんだもの。
皆さんしっかりと、指を使ってお答えくださいました。
今年最後のこみリハということで、皆さんに『ご自分の今年の漢字』をお答えいただきました。
今年訪ねた建築物に由来の「聖」だったり、金婚式の「金」、そのほか「税」「料」など、参加者全員に半ば強引に挙げていただきました(笑)。
年の初めもやってみましょうか。
冬の雪道や悪天候は、北海道の宿命。外出を控えざるを得ない方もいらっしゃいますが、少しの辛抱です。体力温存してくださいね。
こみリハ教室は来月1月も開催致します。1月は通常の第3土曜日、17日の午後2:30~です。お天気に恵まれますように。
どうぞ皆様、良いお年をお迎えください。
失語症のご家族も参加できる「こみリハ教室」については、ホームページのお問い合わせフォームをご利用ください。ご連絡をお待ちしております。



