令和6年5月のこみリハ教室


ライラックが咲き匂う5月の第3土曜日、失語症者とご家族も参加できるこみリハ教室を開催致しました。
失語症の方4名とご家族3名の方々にご参加頂きました。
いつものように、前半はフリートークです、このひと月の出来事などをお話し頂きました。さすがの北海道も雪がなくなりお出かけの報告が増えたように思います。

美術館や書道展にお出かけになったお話しや、大通公園で撮影した木蓮の大木をお見せ頂きました。足のリハビリに週3回通っているけれどウォーキングはまだ始まっていない方、散歩はまだだけど、お一人でコンビニに買い物に行くことが増えたと喜ばれるご家族のお話しをお聞かせ頂きました。

言葉で何とか説明下さる方、予め用意された文を音読下さる方、自前のファイルに挟んだパンフレットや資料を見せて下さる方、伝え方は色々あります。


後半のレクは、ウォーミングアップの発声練習とひらかな単語作りゲームを行いました。発声練習は、「1,2,3」や「ミカン、リンゴ、ブドウ」の3種類を順番に言って行きます。3つ目の後の人はまた最初に戻ります。間違って3の後は4と言ってしまいそうになったりするので集中力が必要です。時々皆さんには体験して頂いているのですぐに慣れていらっしゃいました。


単語作りは、提示した仮名文字チップを並べ替えて単語をつくるゲームです。失語症の方には平仮名の理解は比較的難しいのですが、音読はしやすい時があります。出来るだけチップを残さないように沢山作れると良いのですが、同じ仮名を使っても個々に色々な単語が出来るものです。出来ましたら、最後に皆さんに音読して頂きました。


こみリハ教室は、毎月第3土曜日午後2:30~4:30、スーパーアークス菊水店2Fコミュニティルームで開催しております。詳しくはいーたいむにお問い合わせ下さい。

令和6年4月のこみリハ教室


桜の便りが聞こえ始めた4月の第3土曜日です。こみリハ教室に失語症の方とご家族の方々が集いました。前半は恒例の近況報告です、各々この1か月にあった出来事などお話し頂きます。

雪が解けて、ようやくお散歩に出かけられる頃ですがもう始まりましたか?の質問にまだ行ってないとのお返事が多かったように思います。雪は解けてもまだ朝夕は肌寒いです。皆さん連休明けにはじまりそうです。それでも、近所の桜の木を見つけた方や、タイヤ交換が済んだ話などお聞かせいただきました。

最近職場に復帰されたTさんは、とても疲れるとのことで少々心配です。この教室や失語症カフェなどにご参加も増えているのでお忙しいようでした。




筆者からは、4月14日に千葉の失語症友の会に参加してきた報告を致しました。念願のカリスマST横張琴子先生にお会いすることができ個人的にも感激しました。重度の失語症の方々が新たな生きがいを見出され力強く前向きでいらっしゃる姿に感慨深いものがありました。

北海道の失語症の方々にも広くお伝えしいかにして私どもがお役に立てるのかあらためて考えなくてはなりません。

後半は、久しぶりにテーブルを併せ、皆さんで画集や失語症関連の書籍を回覧頂いてから、描画で連想ゲームと落花生リレーを行いました。あっという間に時間が過ぎていきました。









ご家族もご参加できる失語症こみリハ教室は、毎月第3土曜日午後2:30~4:30にスーパーアークス菊水店2Fコミュニティルームで開催しています。詳しくはいーたいむに、メールもしくはお電話でお問い合わせください。

令和6年3月のこみリハ教室


お彼岸も間近の16日、3月の第3土曜日です、失語症者とご家族でご参加できるこみリハ教室開催日です。
今月も失語症の方と、ご家族9名の方にご参加頂きました。

前半の近況報告では、いつものように一人ずつ発表して頂きます。冬場は北海道には宿命的!散歩に行くことができず、転倒しないよう、風邪をひかぬよう、家でじっと過ごされている方多いようです。例にもれずのMさんはやはり散歩を控えていらっしゃいますが、近所の方がそんなMさんを思って訪ねて下さるそうです。奥さんがたまには出てきて挨拶したら?と声をかける位、玄関先に出ることもないそうですが先日はわざわざ玄関に出て流暢にご挨拶をされていらしてびっくりしたそうです。ワンちゃんとのお散歩もあともう少しの辛抱ですね。

国会が始まるといつも中継をみているYさんは、最近はだめと首を横に振っています。Tさんは、地元のアンモナイトで有名な博物館に行きましたが、障がい者の公助がなく普通に入館料がかかってちょっとびっくりしましたと。AさんやNさんは腰痛があったり、膝が痛かったりと早く雪が解けて運動の機会に恵まれたいですね。



昨年、失語症のご主人を亡くされた北見在住の会員Sさんもはるばるご参加下さいました。本当は、去年の夏にお二人でご参加くださる予定でした。北見で失語症の方が集える友の会を自ら結成し11年奮闘されてこられました。全国失語症協議会の理事も長く担っておられます。昨年の夏自宅で転倒し圧迫骨折を発症、入院となりましたが、病院に退院日の相談に行くといきなり「帰れませんよ、もう死ぬんだから」と医師に言われ唖然とし、状況を知りたいものの真相がわからぬうちに誤嚥性肺炎で亡くなられました。

コロナの影響で家族が病院に入ることが出来ない中で、圧迫骨折が誤嚥性肺炎に?その間の家族への説明不足など失語症の方が自ら訴えることができないことで様々な誤解が誤解を呼ぶことは多々あります。コロナ禍の入院、施設の入居など課題は山積みです。家族が納得できる対応であったか説明が出来ていたのか今も謎です。会長であるSさんが亡くなったあと他の会員さんも次々と亡くなったり倒れたりしているそうで、精魂尽きたとSさんは話されました。

休憩中、Sんが北見ですっかりおなじみの赤いサイロを差し入れしてくださいました。ごちそうさまです!


後半は気分を切り替えて、失語症レクです。ウォーミングアップの発声練習のあと『すきやきジャンケン』を行いました。3組の家族になって頂き、お父さん、お母さん、子供役をグループ内で決めて頂きます。

各グループのお父さん同士、お母さん同士、子供同士でジャンケンを行い、すき焼きの5種類の具材をゲットして頂きます。なかなか牛肉が出ず、ネギや白滝ばかりになるグループも!回を重ねていくとジャンケンにも熱が入り、牛肉が出ると大いに盛り上がりました。今日もあっという間の2時間でした。






いーたいむのこみリハ教室は、毎月第3土曜日14:30~16:30まで、スーパーアークス菊水店2Fコミュニティルームで開催しております。詳しくはいーたいむまでお問い合わせください。