令和8年3月のこみリハ教室


失語症サロンいーたいむの、言語聴覚士 金浜 悦子です。
このレポートでは、札幌で毎月開催している失語症の方のリハビリ教室
「こみリハ」の様子をご紹介しています。
この教室は、ご家族も一緒に参加することができます。

—☆—–☆—–☆—–☆—–☆——☆—–

札幌もすっかり道路の雪が溶けて、歩きやすくなりました。今月は失語症の方6名、ご家族4名の方にご参加いただきました。冬の間来られなかった方や、先月お休みの方も復活し、賑やかな会となりました。

前半はいつものように近況報告です。
最近、腰痛より頭痛のほうが強いと言われる方、腰だけでなく全身痛い方、冬場に散歩ができず、すっかり歩けなくなっている方など、体調不良や不安を語る方が多かったように思います。

そのような体調の中、教室に参加いただけたことを嬉しく思います。言葉がなかなか出ない方々も、ご家族に助けていただきながら、最近調べていることや面白かった映画などを、ノートやスマホを駆使して教えてくださいました。


後半のレクは久しぶりの「サイコロゲーム」です。1~9までの数字のカードを皆さんにお配りし、並べていきます。ご夫婦2人もしくはお1人で、2個のサイコロを同時に転がして出た目の数の合計と同じ数になるよう、手元のカードを裏返していきます。

すべてカードが裏返せると勝ちです。大きな数字からか小さな数字からか、どれを裏返すかによって最後の勝ちを大きく左右します。さて、どのような結果になるか…。

合併症の失行という症状のため、サイコロをうまく転がすことが難しい方もおられましたが、繰り返しチャレンジしていると、徐々に慣れてくる場合もあります。とにかく、このサイコロゲームはいつも盛り上がります。たまにゆるーい感じのゲームもいいですね。


 


 


失語症の方とご家族も一緒に参加できるこみリハ教室は、毎月第3土曜日午後2:30~4:30まで、スーパーアークス菊水店2F コミュニティルームで開催しています。詳しくは、いーたいむにお問い合わせください。

令和8年2月のこみリハ教室


失語症サロンいーたいむの、言語聴覚士 金浜 悦子です。
このレポートでは、札幌で毎月開催している失語症の方のリハビリ教室
「こみリハ」の様子をご紹介しています。
この教室は、ご家族も一緒に参加することができます。

—☆—–☆—–☆—–☆—–☆——☆—–

この冬大雪に見舞われた札幌です。2日前にも吹雪かと思いきや、急に暖気がやってきてました。道路は溶けたり凍ったりを繰り返し、移動が大変なシーズンです。そのような状況の中、今月は5名の方がご参加くださいました。


近況報告では、皆さん言いにくい言葉があっても、ゆっくり説明してくださいました。久しぶりに病院で失語の検査を受けてきたこと、結果はまだ出ていなくて次回に教えてもらう予定?とのこと。

市外からご参加のTさんは診察の日、途中でJRが止まってしまい、札幌の手前の駅で降りて歩いて行ったとのこと。帰りはいつもとは違うルートで、地下鉄とバスを使って帰宅されたことを説明されました。大変でしたねと返すと「おもしろかった」とのこと。さすがいつも前向きです!

Aさんは言葉がうまく出ない代わりに、スマホを使っていろいろ説明してくれます。今回は、最近練習に使っている歌について教えてくれました。琴の初鶯にはじまり、ビートルズのイエスタデイやエーデルワイスと、様々なジャンルの曲を次々とスマホに合わせて歌ってくれました。

Nさんもなかなか言葉が出にくいのですが、それを補うバインダーファイルの日記のページから、報告してくださいます。誕生日のことや、おやつに食べた栗きんとんのこと、そして今月は、雪まつりの缶バッジのことを忘れてはなりません。今年も無事ゲットされ、ノートに貼ってきてくれました。休憩中には皆さんんでNさんの席に集まり、缶バッジやファイリングされた栗きんとんの包装紙を見せてもらいました。ちなみにNさんの缶バッジは8740個になりました。




後半のレクは、「ヒントで県名あてクイズ」です。各都道府県の名所や名産品などヒントを出していき、県名を当てていただきます。少ないヒントで当たると、高得点がもらえます。たいてい名所が出ると直ぐ当たるので、出題に工夫を凝らし(笑)ます。最初のヒントは、『きゅうり』とか『みかん』。候補地がいくつかあって迷いますね。皆さん悩んでくれまして、3組別々の答えが出たりして盛り上がりました。『米』では新潟、秋田、北海道と答えが分かれていました。が次のヒント『トキ』で新潟と答えた方に軍配が。



失語症の方とご家族も参加できるこみリハ教室は、毎月第3土曜日午後2:30~4:30 スーパーアークス菊水店2Fコミュニティルームで開催しております。次回は3月21日です。
詳しくはいーたいむのホームページからお問い合わせください。

令和8年1月のこみリハ教室


失語症サロンいーたいむの、言語聴覚士 金浜 悦子です。
このレポートでは、札幌で毎月開催している失語症の方のリハビリ教室
「こみリハ」の様子をご紹介しています。
この教室は、ご家族も一緒に参加することができます。

—☆—–☆—–☆—–☆—–☆——☆—–

今年初のこみリハは、1月17日の午後に開催しました。
北海道の冬は急に天気が変わるのですが、比較的穏やかな日で幸いでした。
今回は失語症の方5名、ご家族3名のご参加です。
さっそく、お正月の様子や、この1ヶ月の出来事など、近況報告をお伝えいただきました。


Kさんは、週に3回のリハビリに通っていることと、お天気の良い日は歩いていますとのこと。「春夏と違ってお庭の花はないですね、スズメくらいかしら」と問いかけましたら「はといる」とお答えくださいました。このところ発話が増えているKさんです。

Tさんは地元の神社に、どんど焼きに行ってきたことを、写真を貼ったファイルを使いながらお話しくださいました。


Aさんは今日が阪神大震災の日だということ、当時神戸に住んでいたこと、尼崎の奥さん宅にいて地震に遭ったとのことで、奥さんのお手伝いをもらいつつ、スマホを使ってお話しくださいました。年末にはオルガンコンサートを聴きに、キタラに行ったことや、ご自宅の蘭の花(カトレア?)が5年ぶりに咲きましたと、画像を見せて下さいました。


Yさんは相変わらず腰がいたくて、コルセットを使っているとのこと。

そして年賀状に思いがあるNさんが、ご友人知人の方々からいただいた歴代の年賀状をご持参くださいました。
なるほど、Nさんが年賀状にこだわる思いがわかります。休憩時間には並べてご披露いただき、ご参加の皆さんでしばし鑑賞会となりました。


後半は1月恒例の「かるたビンゴ」です。昨年は夏にも実施しているので皆さん慣れていらっしゃいます。
あと1枚の時は「リーチ!」1列揃ったら「ビンゴ」と発声いただきますが、これも皆さん頑張ってくださいました。



失語症の方とご家族も参加できる、こみリハ教室は毎月第3土曜日 午後2:30~4:30 スーパーアークス菊水店2Fコミュニティルームで開催しております。詳しくはいーたいむのお問い合わせフォームをご利用ください。