令和3年1月のこみリハ教室


令和3年1月の第3土曜日16日の午後、札幌菊水スーパーアークスの2Fフリールームでいつものようにこみリハ教室を開催することができました。今月もコロナ対策をとっての開催です。
今月は8名ご参加頂きました。お正月をどんなふうに過ごされたかなどを中心に近況報告からスタートです。


ちょうど1年前に右肩を骨折して入院したことを振り返り、「まだコロナの騒ぎ前でしたねえ」というお話になったり、息子さんが注文してくれたおせちを食べてお正月を過ごされたお話、お出かけ時に転倒したという方の冷や冷やしたお話、録画していた映画を観たという方は、一番面白かった作品を伺うと「80日間世界一周」とノートの文字を指差し教えてくれました。皆さん一様にご家族と会う時間や機会に配慮され、いつもと違うお正月を過ごされたようでした。

ともあれ、皆さん今月も無事お元気にご参加頂けたことがなにより嬉しいです。ただ、やはり外出を見合わせている方もいらっしゃるので早く皆さんに気軽にご参加頂ける日が来ることを願い続けております。

後半のレクでは、先ず伝達と語想起を目的にお正月のイメージを表して頂きました。


イメージはできても名前が思い出せなかったり文字が浮かばないことがあるのが失語症です。文字に頼るばかりでなく、絵や図を描いたりして表すことにも慣れて頂くのが狙いです。初もうでや年賀状、おせちやおもちのメニューもありました。そして皆さんお正月というと凧あげや福笑いなど昔なつかしい遊びの数々を思い起こす方が多かったです、「うーん」とうなりながら汗をかきかき取り組んでくださる方もいらっしゃいました。
金浜のお正月のイメージというお題にしたので、余計皆さんを悩ませたのかも知れませんね…。

後半は、前回に続き、お正月恒例のかるたビンゴです。先月もご参加頂いた皆さんは特にルールも把握されていて、スムーズに開始です。なかなか自分の陣地の札が読まれず「眠くなってきた~」という、会場の笑いを誘ってくださるお声が聞かれる場面もある中、あと1枚で揃う「リーチ」の掛け声が飛び交いました。


こみリハ教室は、毎月第3土曜日、スーパーアークス菊水店2Fで開催しています。
詳しくはいーたいむにお問い合わせください。