令和6年8月のこみリハ教室
- 2024年08月27日
- お知らせ
残暑まだまだ厳しい北海道の8月第3土曜日の17日、お盆の最中ではありますが、今月も無事開催することができました。ご参加者は失語症の方5名とご家族の方3名にボランティアの方々です。
前半はいつも通り、皆さんの近況報告です。時節柄、お墓参りのお話が多く聞かれました。旭川にお墓参りに行くMさんは、台風で早く墓参りに行くことを訴え、更に今回は愛犬のワンちゃんも連れて行く!と意思が固く(奥さん曰く)念願叶えたそうです。聞いて理解することが難しいMさんですが、最近は簡単な質問にはしっかりお答えくださいます。
Nさんのお墓参りは余市です。お昼は恒例の柿崎商店でのうに丼です!今や知る人ぞ知る有名なお店ですが、食堂は2階で長い階段を上らねばなりません、そこで長い列に並んで待つのですが、足の麻痺があるNさんはエレベーターを使って上がることが出来ます。うに丼の時価は年々上がっていて今年は6,600円!だったとか。それでも年に1回は食べたいですね。
Tさんは美術館巡りがすっかりお気に召していて、鳥獣戯画展は既に3回、先日は旭川まで足を運び岸田劉生の絵画をご覧になられたそうです。
うによりイクラが好きなKさんは市内の霊園にお墓参り終わりましたとのことです。
久々にご参加のAさんは、「この1年間ごちゃごちゃだわ」と。体調のことですが、もともとあった腰痛から白内障で眼科に通い俄かに通院が増えているようです。それでもお元気にご参加くださり、秋にはまたキノコ狩りに行く予定とのことです。
ひと月に一度の近況報告は、メモや手帳ノート、口頭と様々な手段を駆使して皆さんお伝えくださいます。
後半のレクは、先ずは最近定番のウオーミングアップで「ア、イ、ウ」ゲームです。4番目の人はつい「エ!」と言ってしまいがちですがまた「ア」に戻らねばならないというのです。会場の皆さんは毎月続けているので大分慣れてきているようですが…。間違うと笑いが生まれ、皆さんホッとする瞬間でもあります。
ゲームは「あなたのことが知りたくて」1人1人に異なる質問に答えて頂き他の皆さんがその答えを当てるというゲームです。答えは4択から選んで頂きます。4番目はその他として3つ以外にもいろいろ答えはありますのでその他は重要です。意外な質問に意外な答えが出たりして大いに盛り上がりました。
ご家族もご参加できる失語症こみリハ教室は、毎月第3土曜日午後2:30~4:30まで、スーパーアークス菊水2階で開催しております。詳細はいーたいむにお問い合わせをお願い致します。