令和7年7月のこみリハ教室
- 2025年07月31日
- お知らせ
失語症サロンいーたいむの言語聴覚士 金浜 悦子です。
このレポートでは、札幌で毎月開催している失語症の方のリハビリ教室
「こみリハ」の様子をご紹介しています。
この教室は、ご家族も一緒に参加することができます。
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今年は厳しい暑さが襲ってきている北海道です。そんな暑さにも負けずにこみリハ教室には今月も皆さん元気にご参加くださいました。今回初参加のご夫妻もいらして失語症の方とご家族は総勢12名でした。
進行役の金浜から、先ずは先日の札幌中央区の在宅ケア連絡会で失語症を取り上げて頂くことができた報告です。「地域で暮らす失語症者の悩み~在宅医療にできることとは~」と題して、在宅医療従事者の方々に失語症について理解を求めました。
発表にあたり失語症の方とご家族にご協力頂いたことをあらためて感謝致しました。
続いては恒例、皆さんからの近況報告です。
この暑さの中、早朝から15,000歩歩いているという方に驚き、地元の神社の祭事や美術館を忙しく巡っている方、また山形の友人より自作のさくらんぼが届いてびっくりしたという方、妻の体調を案ずる失語症の方、初めて参加の方は、緊張しつつも自己紹介をしっかりできていらっしゃいました。
後半のレクは、「かるたビンゴ」です。毎年お正月に実施しておりますが、夏場にもいかがでしょうということで皆さんで「リーチ」「ビンゴ」の発声練習をしてからいざ試合開始です。
かるたビンゴは自分の手元の札をひっくりかえしていき、縦横斜め1列が返せたらビンゴになります。早く見つけられなくても大丈夫、自分の持ち札をゆっくり眺めて探せるのです。大いに盛り上がり、2回戦行いました。
失語症の方とご家族も参加できる「こみリハ教室」は、毎月第3土曜日午後2:30~4:30まで、スーパーアークス菊水店2Fコミュニティルームで開催しています。詳しくはいーたいむにお問い合わせください。






